いつの間にかひどくなっている歯の黄ばみ。人と話すのも写真で笑顔になるのも、つい口元を隠してしまいがちですよね。
なんとかしたい!と思っても、
「どうして黄ばんでいるの?」
「なにかをすれば白くできるの?」
「どうやってキレイにすればいいの?」
と、疑問がふつふつと湧いてくるのではないでしょうか。
歯の黄ばみの原因はさまざま。対策にもいろんなパターンがあります。ここでは、歯の黄ばみでお悩み中のあなたへ、歯を白くする&キープする方法をご紹介!理想の美しい白さを取り戻し、無理なく長持ちさせられる情報です。
目次
歯の黄ばみの原因を探ろう
あなたの歯の黄ばみの原因はなんでしょう?原因を知って、適した方法で白さを取り戻しましょう。
食べ物&飲み物や嗜好品の着色汚れ
普段口にしているあなたが好きな食べ物や飲み物に、黄ばみの原因がたくさん含まれているかもしれません。
特に歯が汚れやすいのはこちら。
飲み物 | ・コーヒー ・赤ワイン ・ココア ・烏龍茶 ・紅茶 ・緑茶 ・酒 |
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食べ物 | ・チョコレート ・ブルーベリー ・プルーン ・カレー ・ぶどう ・いちご ・キムチ ・バナナ |
調味料 | ・ケチャップ ・カレー粉 ・ソース ・醤油 |
抗酸化作用の強いポリフェノールやタンニン・カテキン・着色料が多く含まれており、歯の表面のエナメル質を覆うペクリル(タンパク質)と結びつくことで「ステイン(着色汚れ)」になり歯が黄ばみます。
特に、量や回数が多かったり歯の表面が乾いていたりすると汚れがつきやすい口内環境に。時間が経つとエナメル質の中まで浸透してしまうため、普段の歯磨きだけでは落としにくくなります。
また、タバコの「ヤニ(タール)」は唾液中のカルシウムにも結びつき、より強い着色汚れに。歯にこびりつきやすく、落ちにくくなってしまいます。
歯石の付着・虫歯による色の変化
飲食物の磨き残し(歯垢=プラーク)が歯にこびりつくと、「歯石」に変わり黄ばみの原因に。淡い黄色で不快な口臭も感じるようになり、長期化すると歯が溶けて虫歯にもなります。
特に、飲食物に含まれている糖分は歯の表面を脱灰(だっかい)させる栄養源。酸によって歯の主成分であるカルシウムとリンが溶け出し、穴が空いて虫歯となります。初めはただ穴が空いているだけですが、進行すると歯の表面がざらざらに。透明感がなくなり、黄ばみが目立ちやすくなります。
加齢によるエナメル質の摩耗
歳を重ねることで、歯の表面が摩耗していき黄ばみの原因に。白い半透明の物質「エナメル質」がすり減って薄くなることで、内側の黄色みがかった象牙質が透けて見えるようになります。
歯が見える部分は、外側から以下の順番で構成されています。
- エナメル質|象牙質を守るための物質(変形・摩耗する)
- 象牙質|歯の主体(元々の色に個人差あり・変色する)
- 歯髄|血管・神経などが通る
象牙質の色は生まれつき白〜黄色と人それぞれで、加齢と共にその色が浮き出てくるようなイメージ。象牙質そのものの色が濃くなったり、エナメル質の厚さ・凹凸具合で象牙質の色の見え方が黄色くなったりする人もいます。
歯の黄ばみを白くする方法
歯の黄ばみの原因に対する効果的な改善方法を3つ紹介します。
ステインを落とすホワイトニング歯磨き粉を使う
ステインには、汚れの除去に効果的な成分配合の「ホワイトイング歯磨き粉」を使いましょう。
具体的な成分は商品によって違いますが、
- メタリン酸ナトリウム、リンゴ酸、ポリアスパラギン酸|頑固な汚れを浮かして剥がす
- ポリリン酸ナトリウム|カルシウムを引きつけて表面をコーティングする
などがあり、着色汚れの除去&再付着の防止効果が期待できます。歯周病・虫歯・口臭に効果的な成分がプラスアルファで配合されているタイプもありますよ。歯磨き粉は口に入れるものなので、アロエエキスや米ぬかエキスなど体に優しいオーガニック成分配合のものが人気です。
ただし、香味・価格・泡立ちなどはそれぞれ特徴があるので、自分の好みやライフスタイルに合わせて選ぶのがベスト!歯の表面を傷つけやすい「研磨剤」や、磨けたと錯覚させやすい「発泡剤」を不使用のものがおすすめです。
いろいろ試してみて、しっかり効果が実感できるものを見つけるのも良GOODです!
虫歯・歯石を歯科医院で治療、クリーニングする
虫歯や歯石による黄ばみが気になるなら歯科医院へ。自分だけではなかなか改善できないので、専門家を頼るのが効率的です。
まずは虫歯を治療し、クリーニングで歯石取りと表面磨き(ポリッシング・PMTC)を。専門の道具を使って歯の表面に残っている細菌や汚れを除去するので、自分では落としきれないものもなくなりとてもスッキリします。
専用の薬剤でホワイトニングをする
加齢などにより黄ばんでいるときは、歯の内側にアプローチを。歯科医院でホワイトニングのカウンセリングを受け、汚れを落としつつ歯を漂白しましょう。
- ホームホワイトニング|歯科医の指示のもと自分で白くしていく
- オフィスホワイトニング|通院しながら歯科医が白くしていく
- デュアルホワイトニング|ホーム&オフィスで白くしていく
専用の薬剤(過酸化水素・過酸化尿素)やマウスピースを使って、本格的に歯を白くしていく方法。自宅でのセルフケアより費用がかかり痛みを伴うおそれもありますが、効果を実感する速さはピカイチです。
白くて美しい歯をキープしよう!
せっかく歯がキレイになったのに、またすぐに黄ばんでしまったらとても残念!自分でできる方法で、白くなった歯をキープしてみませんか?
歯の黄ばみはあなたの印象を悪くするかも
歯が黄ばんでいると、周りの人から「不潔」「だらしない生活習慣を送っている」などのマイナスなイメージが持たれてしまいます。老けて見えたり、仕事ができなさそうに思われたり。服装やメイクでしっかり身だしなみを整えていても、あなたのライフスタイルや性格までもが悪いと思われるのはとても悲しいですよね。
歯が白く美しくなれば、顔全体の印象が明るくはっきりに!
- 美人
- 上品
- 若い
- キレイ
- 爽やか
- 几帳面
- 笑顔が素敵
- 信頼できる
- 清潔感がある
など、周りの人からあなたへの好感度がぐんと上がります。
簡単&リーズナブルな方法がおすすめ
白く美しい歯が取り戻せたら、キープし続ける対策をしましょう!おすすめは、精神的にも金銭的にもストレスがかりにくい「ホワイトニング歯磨き粉を使う」ことです。
歯科医院でのクリーニングは一時的なもの。同じ生活習慣を続けていると、また黄ばんでしまう可能性大です。とはいえ、歯科医院でのクリーニングやホワイトニングを定期的に受けるには高額で、通院の手間や時間もたっぷり必要。避けられない大切な用事ができて次の予約日に行けなかったら、ホワイトニングの効果も実感しにくいかもしれません。
ホワイトニング歯磨き粉なら、お家で自分のペースで白さが保てるのでおすすめ!
使い方は、通常の歯磨き後に歯ブラシにペーストタイプやジェルタイプの歯磨き粉を乗せてもう1度磨くだけでOK。通販サイトや近くのドラッグストアで気軽に購入でき、定期コースの大幅な値引きやプレゼントなど、特別なお得感もあります。
お家でできる歯の黄ばみの予防方法
ホワイトニング歯磨き粉を使うだけじゃなく、あなたのライフスタイルもに少し変化を加えてみましょう!より効果的に歯の白さが実感できます。
ステインの多いものを控える
ステインを付着させないように、上記で紹介した食べ物・飲み物・調味料・嗜好品をなるべく控えましょう。とはいえ、それがあなたの楽しみのひとつでもあり生きがいでもあれば急に減らすなんてできないですよね。
強いストレスになるほどの我慢は禁物!
- なるべく早く歯磨きをする
- うがいをする
- 水で口をゆすぐ
- ガムを噛んで唾液の分泌を促す
など、着色汚れや虫歯を防ぐ毎日の心がけひとつで歯の黄ばみが防ぎやすくなります。
正しい歯磨きを身につける
食後は、正しい歯ブラシ&磨き方でこまめに歯磨きをしましょう。
歯ブラシは「普通」「やわらかめ」のものを選び、歯や歯ぐきにダメージを与えないように。歯の奥までしっかり届くような小さめのヘッドがおすすめです。
磨き方のコツは、表面だけじゃなく歯と歯の間・歯茎との境目・噛み合わせの溝にも汚れがあると意識すること。また、ひたすらゴシゴシ擦ると細かな傷ができて汚れがつきやすくなるので、なるべく優しく歯ブラシを動かすようにしましょう。
- 表面|歯ブラシを歯に直角に当てて1本ずつ小刻みに磨く
- 裏側・奥歯|歯ブラシのつま先部分で磨く
- 奥歯の手前|歯ブラシのかかと部分で磨く
と、歯の場所によって毛先の部分を使い分けるのもおすすめですよ。
ホワイトニング歯磨き粉で歯の白さをキープし続けよう
歯の黄ばみに悩む人はたくさん!それに伴い、歯科医院・美容歯科・デンタル商品メーカーなど、いろんなところでホワイトニングのための治療や商品が展開されるようになりました。
選択肢は多いですが、まずは自分の歯の黄ばみの原因を見極めて1番効果が実感できそうなものにチャレンジ!白く美しい歯が手に入ったら、あなたの無理がかからないような方法でキープし続けましょう。
おすすめは、ホワイトニング歯磨き粉をいつもの歯磨きついでに使うこと。効果は1ヶ月以上継続してから実感できるタイプが多いですが、通販で定期的に届くプランを選択すれば、お家から1歩も出ることなくホワイトニングができます。